カイルアの中心地の土地を所有する商業不動産会社アレクサンダー&ボールドウィン社(A&B)は、長期間に渡って閉鎖となっていたカイルアの歴史あるボウリング場「パリレーン」の再開発計画に向けて動いている。 カイルアタウンの中心に位置するパリレーンは約60年にわたり、カイルアの住民に愛されてきたアイコニックな施設だったが、2021年に営業を終了して以来、閉鎖されていた。
A&Bはホノルル市に、パリレーン跡地を、レストランや小売店などの用途で再開発を検討している内容の書類を最近提出したという。書類によれば約950㎡のレストランスペース、1150㎡の小売店スペース、約90㎡のファストフード店などのコンプレックスの計画となっている。
A&B社は、2013年にカイルアエリアの中心部の物件をカネオヘランチから取得した際に、パリレーンのリースも引き継ぎ、2018年には一度、取り壊しを発表した。しかしカイルアのコミュニティからの抗議運動が起き、計画を中止した経緯があった。
その後、A&B社はパリレーンと協議し、賃料の減額などでボウリング場としての継続ができるよう模索していたが、最終的にはパンデミックによる営業中止などによる経営悪化を受けて、2021年に営業終了が決まった。
地元住民にとっての思い出の場所が取り壊されることを惜しむ声も上がりそうだ。
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