ソニーオープン2024で優勝したグレイソン・マレー選手が5月25日に急死したことが分かった。マレー選手は、今年のソニーオープンを3人でプレーオフという混戦を12メートル超えのロングパットを沈め、ハワイをおおいに沸かせた記憶も新しい。
マレー選手は2017年のバーバゾル選手権でツアー初優勝を飾った後、アルコール依存症との闘いなどを経て、今年1月「ソニーオープン」の7年ぶり2度目となる優勝を飾り、今後の活躍が期待されていた。6月には全米オープン出場も控える中、前週のチャールズ・シュワブチャレンジを第2ラウンド途中で棄権していた。
その後のマレー選手の両親は「信じられない出来事だが、彼は家族にもゴルフ関係者などの多くの人にも愛されていた。家族のプライバシーを尊重してほしい。」とコメントを出し、そのコメントの中で死因は自殺であったことも公表された。