アメリカ大統領選、トランプ元大統領が勝利し4年ぶりに政権奪取、ハワイ州では民主党のカマラ候補が圧勝

アメリカ大統領選、トランプ元大統領が勝利し4年ぶりに政権奪取、ハワイ州では民主党のカマラ候補が圧勝

更新日 2024.11.06

11月5日、アメリカ大統領選の投票が行われ、トランプ元大統領が劇的な返り咲きで勝利した。ハワイ州では、民主党のカマラ・ハリス現副大統領が勝利し、ハワイ州と同州の選挙人4人を獲得した。ハワイ州が民主党候補を選出するのは、これで10回連続となる。最後にハワイ州で共和党候補が選出されたのは1984年にロナルド・レーガンが勝利した40年前のこととなる。

トランプ氏は彼が敗北した2020年の大統領選結果は不正によるものだったと主張し、支持者たちによる2021年1月6日に米国議会議事堂襲撃を煽動したとされ、同氏の政治生命は終わったと思われていた。また同氏は、不倫口止め料の支払いをめぐって記録に虚偽記載をしたとして、ニューヨーク州地裁から34件の有罪を受けていた。

しかし、トランプ氏は共和党内の対立候補を一掃。数々のスキャンダルを跳ね除け、インフレや移民問題などを民主党の現政権への批判を繰り返し、ハリス氏に勝利した。 民主党の現職バイデン大統領が高齢による健康問題などへの周囲からの懸念により、大統領選から辞退し、2024年7月に後任として現副大統領のハリス氏が候補に選出されるという異例の流れとなったアメリカ大統領選は、初の女性大統領誕生とはならず、有罪判決を受けた人物を選出される結果となった。
 

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