ワイキキの人気ラグジュアリーホテル「カライ ワイキキビーチ」が、1億ドル(約150億円)を投じた大規模リノベーションを実施することが発表された。
同ホテルは、以前「トランプ・インターナショナル・ホテル・ワイキキ」として知られ、2024年に現在の名称へとリブランド。今回の改装プロジェクトは、2025年6月2日にスタートし、2026年第2四半期の完成を予定している。
リニューアルでは、客室やスイートの内装を一新。クリーム色を基調とした落ち着きのあるトーンに、手作業で仕上げた家具やカラフルな陶器が取り入れられ、温かみと高級感を兼ね備えた空間に生まれ変わる予定。
さらに、プールエリアや2つのシグネチャーレストラン、スパ、フィットネスセンターの刷新に加え、ランドスケープ(外構デザイン)の再構築や新たなロビーバーの設置される。
このプロジェクトは段階的に進行し、工事期間中も通常営業を継続。開発を手がけるIrongate GroupのCEO、ジェイソン・グロスフェルド氏は、「カライ ワイキキビーチの新たな章の幕開けであり、ワイキキにおけるラグジュアリーホスピタリティの基準をさらに高めるもの」とコメント。
ハワイリピーターからも高い支持を集めるこのホテルの進化に、今後ますます注目が集まりそうだ。