ハワイアン航空、複数の提携航空会社との関係終了 アラスカ航空との統合進展に伴う再編

ハワイアン航空、複数の提携航空会社との関係終了 アラスカ航空との統合進展に伴う再編

更新日 2025.07.10

ハワイアン航空は、アラスカ航空との統合を進める中で、複数の米国および国際航空会社とのパートナーシップを終了した。これにより、コードシェアやマイレージプログラムを通じた相互連携が段階的に終了し、利用者への影響が広がる見通しだ。

2024年12月にアラスカ航空による買収が発表されて以降、ハワイアン航空はグループ再編の一環として、既存の提携を見直してきた。今週月曜日には、デルタ航空および複数の国際航空会社が提携終了を正式に発表している。

デルタ航空は、2024年6月30日以降に発券されたハワイアン航空運航便に対し、スカイマイルズプログラムでのマイル積算および特典の適用を停止した。これにより、マイルの獲得・利用は2026年4月1日までの搭乗分をもって完全に終了する予定。

また、ヴァージン・アトランティック航空、ヴァージン・オーストラリア航空、チャイナエアライン、大韓航空、日本航空の5社についても、7月8日付で提携が終了した。これらの航空会社によるマイル積算は、2026年2月28日搭乗分まで可能とされている。ただし、大韓航空および日本航空は引き続きアラスカ航空との提携関係を維持している。

一方、ジェットブルー航空との提携関係は2025年9月30日をもって終了予定で、同日までに発券された航空券に限り、マイル獲得・利用が可能となる。搭乗期限は2026年3月31日まで。これにより、2012年から続いていた両社の協業関係に終止符が打たれる。

これらの再編は、ハワイアン航空が2026年に予定している航空連合「ワンワールド(oneworld)」への加盟準備の一環とみられる。ワンワールドにはアメリカン航空、カンタス航空、日本航空などが加盟しており、加盟後は新たなマイレージ連携や接続便の利便性向上が期待されている。

今後、ハワイアン航空を利用する旅行者やマイレージ会員にとっては、各種プログラムの利用条件や連携状況の確認が必要となる見込みだ。

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