コールドウェルバンカー・パシフィックプロパティ社の月刊レポートによると、1月のオアフ島の高級戸建住宅およびコンドミニアムの売上が前年同月比で25%増加した。
その一方で、150万ドル以上で売られた住宅の中間価格は11%減少。新築住宅販売を除く、150万ドルから1200万ドルの価格帯の25戸の戸建住宅と5戸のコンドミニアムの売上は、昨年度の中間価格220万ドルを下回り195万ドルとなった。
今回、販売された25戸の戸建住宅の中で、最も高い1200万ドルで売却された住宅は、ダイヤモンドヘッドの故Jim Nabors氏の住宅であった。
コールドウェルバンカー・パシフィックプロパティ社のグローバルラグジュアリーディレクターであるパティ・ナカガワ氏は声明の中で、「今年の初めの滑り出しは非常にゆっくりとしていましたが、8年連続の売り手市場により、現在すべての価格帯で売り物件が増加し、買い手により多くの選択肢のある”バランスのとれた市場”になっている」と述べた。