ワイキキの小売業者および住人が、目抜き通りであるカラカウア大通りでの道路を封鎖して行うイベント数を減らす市条例の策定を求めている。
現在、ホノルル市交通サービス局は「ホノルルフェスティバル」のようなハワイの歴史や過去の遺産に基づいた行事や、合衆国憲法で認められている言論・宗教・平和的集会の権利を行使する行事以外に、カラカウア大通りを封鎖して行うパレードやフェスティバルなどのイベントを年間最大で15回認めている。
これらのイベントは通常四半期ごとの抽選で決定されているが、2017年に開催が予定されていた15のイベントのうち11の許可をミルウッド・オハナ・プロダクションズのデイビット・ミルウッド氏が得ていたことから、関係者の非難を受け、同氏はイベントのいくつかをキャンセルせざるを得ない状況が生まれていた。
また、ハワイ小売商協会から「カラカウア大通りを封鎖するたびに、客がショップやレストランに入れなくなるなど混雑した状況が生まれている」との意見も出されたことから、ワイキキ近隣委員会は、ワイキキの道路を封鎖して行う行事数を年間15回から6回へ制限する市条例の策定を求めて動き始めた。