ハワイで子供に教育を受けさせたい、と思ったときにまず問題となるのが、ビザの問題だ。
ハワイの移民法弁護士、ミチコ・ノーウィッキ弁護士に、ハワイに教育移住するためのビザに何が必要かを聞いてみた。
ミチコ・ノーウィッキ 弁護士
移民法を専門に永住権からビジネスビザ まで扱う弁護士。会社設立、ビザ取得など米国進出に伴うサポートも行う。日英 バイリンガルで日本語での相談も可能。
アイナ法律事務所
1580 Makaloa St. Suite 945
☎808-380-3075
www.ailovisas.com
移民法を専門に永住権からビジネスビザ まで扱う弁護士。会社設立、ビザ取得など米国進出に伴うサポートも行う。日英 バイリンガルで日本語での相談も可能。
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「まずお伝えしなくてはならないのが、”教育移住のためのビザ”はないということです。親子留学も同様で、お子さんが学校に通うからお母様にもビザを出しましょうとはなりません。あくまで本人が米国で教育を受けるためのF1ビザしかありません。 米国に滞在するビザはたくさんの種類がありますが、重要なのは"そのビザが滞在目的に合っているか"ということ。取得時も更新時もその点を厳重に審査されます。かつて、母親が語学学校に通うためのF1ビザを取得して、子どもがF1の家族ビザであるF2ビザを取るという方が多くいらっしゃいましたが、現在は2つの点で厳重に審査されます。
1つはなぜ英語を学ぶ必要があるのか。年齢によってはKCCなどの短期大学に通うべきと判断される場合もあります。もう1つは、お子さんの年齢。お子さんが小さい場合、F1ビザを取得してもお母さんは実際には学校へ通わないかもしれないと疑われます。
もし本気で親子での移住をお考えでしたら、日本から永住権申請をする方法もあります。永住権申請にはEB1からEB5まで 5つのカテゴリーがあり、それぞれに資格や審査が異なります。いずれかに適合することもありますから、専門の弁護士にご相談ください。ビザ取得に要する条件は常に変わりますから、自己判断では動かれないことが肝要です。」
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