ワイキキ、シェラトン・プリンセス・カイウラニ・ホテル内のドクターオブワイキキに、日本語で受けられるフィジカル・セラピーが今、地元ローカルに人気だという。フィジカル・セラピストの井本洋平さんにフィジカル・セラピーについて聞いてみた。

フィジカルセラピー（理学療法）とは？

怪我や医療的な問題が原因で機能的な運動に支障が起きている方に、主に運動機能の回復のため、理学療法を用いて処方します。子供からお年寄りまで、幅広い方々へ、それぞれに必要な処方を提供します。具体的には骨や筋肉、関節をストレッチやマッサージをしたり、筋肉トレーニングで行うことで生活習慣上の動きを整えて、姿勢や動きなどを正しく改善していくことで、治していきます。

 

どのような症状のある方が対象？

基本的に様々な理由・原因により下記のような運動機能が低下した方々になります。

• 病気、事故による怪我や腰痛、肩こり
• 関節炎（腰、膝、肩、手首など）、五十肩、ギックリ腰
• 病気、怪我、老化現象など様々な原因によって生じた体力の低下や機能障害、痛み
• スポーツによる怪我、怪我予防のためのアドバイス
• 生活習慣病や障害の予防

どのように処方していきますか？
 

まずは、カウンセリングをしながら、患者の体の硬さや痛みのレベル、筋肉の強さや筋力、握力などを調べたり、日常生活上で痛みがでる動作を確認しながらその痛みの原因を追求していきます。
 

その後、処方＝トリートメントの内容を提案し、患者との最終的なゴールを共有し、それにもとずきトリートメントを決めていきます。
 

関節と関節の可動域を広げたり、関節や筋肉など体の機能を高めたり、悪い姿勢や、動き方の癖を直します。そうする事で、痛みの根本の原因を解決していきます。

多くは週２回通院頂き、合計12回から16回受診し、１ヶ月から約３ヶ月程度で終了となります。その間は自宅でも継続しプランを実行し習慣化してもらいます。

また、デジタルで、実際の筋肉、関節の動きを見せながら患部への処方とその動作を説明します。また、ストレッチやエクササイズもデジタル化しており、ビデオ配信もできますので簡単に自宅でも継続して処方を頂く事が可能です。

いかがでしたでしょうか？事故による怪我や痛みのリハビリはもちろんですが、慢性的な肩こりや腰痛、姿勢の悪さからくる様々な痛みなどもフィジカルセラピーで是非、解決してください。

 

現在通常通り、感染拡大を防ぐ対策を万全にし、クリニックでの治療を続けています。