憧れの先生のひと言で、悩んでいたことがスッと消えました
今回はヨガフェスタでハワイを訪れた日本ヨガ界の第一人者、ケン・ハラクマさんに会場のアラモアナ・ビーチパークでお話を伺うことができました。
日本とハワイの架け橋としてヨガを盛り上げるイベント、Yogafest Hawaiiでハワイにご滞在中のケンハラクマ先生と、こんなに早いタイミングでお会いできたことは、私にとってはまさにセレンディピティ「予期せぬ幸運」でした。
1つのポーズができたら、次、そのまた次...と終わりが見えないところが苦しみでもあり、楽しみとも思えるヨガライフを送る中、日本のみならず、その道を志す人誰もが憧れる存在のケン先生に、日ごろから疑問に思っていたことをぶつけてみました。
「どうしたら頭でいろいろ考えずに毎日の練習を楽しめますか?」
すると
「第六感を使って自分の身体の内側に意識を向け、今日の状態を受け入れてごらんなさい。継続するうちに意識がより敏感に自分自身の体と心を認識できるようになります。」
様々な経験と修練を積み重ねてこられた先生の声は、優しく、静かに私の心に響きました。見えないものに意識を向け、受け入れることは、ヨガのポーズに限らず、あらゆるものに当てはまるとのこと。
ケン先生の毎日が、人生そのものがヨガ。でもそこに留まることはないようで、ますます世界中に広まるヨガの指導者として先頭に立ちながら、もっと先を見つめるやさしい眼差しが印象的でした。
ケン・ハラクマさん
アシュタンガヨガの創始者シュリ・K・パタビジョイス氏より日本人初のアシュタンガヨガ正式指導資格者として直接認定を受けた、日本を代表するヨガの第一人者。IYCインターナショナルヨガセンター、アシュタンガヨガジャパン、日本アシュタンガヨガ研究所主宰。
※この記事は「ハワイに住む」マガジンVol.30(2017/7/17発行)の記事を元に作成しています。