本田直之さんがガイドするハワイのレストランシーン。連載「シェフが食べて欲しいのはこの一皿、それに合うのはこのお酒。」今日は「BLT ステーキ」から、おすすめの一皿と、とっておきのペアリングのお酒をご紹介します。
レバレッジコンサルティング(株)代表取締役社長兼CEO。日米のベンチャー企業への投資・育成事業を行う。著書は累計300万部。トライアスロンチームAlapa主宰。明治大学、上智大学非常勤講師。(社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ。
2004年ニューヨークで創業し、『ニューヨークタイムズ』で2つ星を、『ニューヨークポスト』では3つ星を獲得。独自のスタイルとフランス料理のテクニックを盛り込んでアメリカン・ステーキハウスのイメージを一新させた名店。ハワイ店では、USDA格付け最高位のプライムグレードのステーキはもちろん、シェフ・ド・キュイジーヌを務めるフレッド・ディアンジェロ氏が目利きした魚や野菜など、地産の食材を用いた料理の数々も楽しませてくれる。
この店で料理のカップリングに本田氏がチョイスしたのはこの2本。
「日本ではあまり知られていないがノンヴィンテージではダントツ」と絶賛する「シャルル・エドシック ブリュット・レゼルブ」。40%は平均で10年の熟成を経たリザーヴワインを使用した複雑で深い味わいだ。そしてステーキに合わせたのは肉の産地でもあるイタリア・トスカーナの名門アンティノリの逸品、肉料理に寄り添うしなやかな味わいの「アンティノリ ティニャネロ 2012年」。
価格とクオリティに優れたこの2本が、美味しい料理の味わいをいっそう豊かに堪能させてくれることだろう。
223 Saratoga Rd(トランプインターナショナル・ホテル&タワー・ワイキキビーチウォーク1階)
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17:00~22:00(日〜木)
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