(注※本記事内容は随時変更される可能性があります。最新の国や州、外務省、保健局などのルールを参照して下さい。
【最新情報】
2022年12月28日〜 Visit Japan Webでのパスポート登録と質問票ウェブの入力が不要に!
ファストトラックでパスポートの登録、質問票WEBの入力は不要に
以前は検疫登録の部分でパスポートの登録と質問票WEBの入力が必要であったが、2022年12月28日以降、この登録が不要に。この改変に伴って、検疫のQRコードが表示されなくなった。
2022年11月1日から日本入国はVisit Japan Webに集約。MySOSは終了へ
2022年11月1日から、日本入国のためのファストトラックの機能がこれまでの「MySOS」から、「Visit Japan Web」に切り替えられた。これにより、「検疫」、「入国審査」、「税関申告」の全てを「Visit Japan Web」上で完結できるようになった。
◆「Visit Japan Web」に関する詳細記事はこちら>>
外国人のビザなし訪問の受け入れ再開と入国者総数上限の撤廃
10月11日から、日本政府は外国人の新規入国の措置を全て撤廃し、ビザなし訪問の受け入れを再開した。これにより日本人だけでなく、査証免除措置が適応される全ての外国人が、自由に日本に入国できる。また、入国者総数の上限も撤廃された。
検査等の見直し
10月11日から、日本政府は、新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除き、 入国時検査を行わないこととした。
ただし、全ての帰国者・入国者は、世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチンの3回接種の証明書、又は出国前 72 時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれかの提出が必要となる。
日本政府が認めるワクチンについて
日本政府が入国の際に必要なワクチンとして認めているのは、世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチン。日本やアメリカで一般的なファイザー、モデルナ、ジョンソン&ジョンソンのワクチンは認められている。
その他のワクチンや詳細についてはこちらから>>https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_vaccine.html
ハワイ州から日本に帰国・入国する際のルール
2023年1月現在、ハワイから日本に帰国・入国する際の基本的な流れは以下の通り(日本国籍保有者の場合)
■Visit Japan Web(以下VJW)での事前登録を行い、ファストトラックを利用して入国する場合
- 【入国前】ワクチンの3回接種が終わっている場合
→日本政府が認めるワクチン接種証明が必要(日本で用意しておく)。ハワイでのPCR検査や陰性証明は不要。
日本政府が認めるワクチン証明はこちら - 【入国前】日本政府が認めるワクチンの3回接種が終わっていない場合
→ハワイでPCR検査を受け、陰性証明が必要。日本帰国72時間以内前に、日本政府指定のフォーマット、または必要事項のカバーされた陰性証明を出してくれるハワイ内のクリニックや病院でPCR検査を受診し、陰性証明を取得。日本政府が定める「出国前検査証明」の必要事項はこちら - 【入国前】搭乗便到着予定日時の6時間前までに「Visit Japan Web」上で、利用者登録をし、必要情報を登録し、QRコードを入手する
- 【日本入国時】入国・帰国の手続でQRコード表示。ファストトラック利用者は空港での書類審査が省略される
- 【入国後】検査不要→公共交通機関を使用して希望の場所へ移動が可能
■ファストトラックを利用しない場合(スマートフォンを持っていない場合)
- 【入国前】ワクチンの3回接種が終わっている場合、陰性証明は不要。
- 【入国前】日本政府が認めるワクチンの3回接種が終わっていない場合、日本帰国72時間以内前に、日本政府指定のフォーマットに対応してくれるハワイ内のクリニックや病院でPCR検査を受診、陰性証明を取得。日本政府が定める「出国前検査証明」フォーマットはこちら
- 【入国前】厚生労働省のウェブ上で新型コロナウィルス感染症対策の質問票に記入し、QRコードを取得。スクリーンショットで保存または印刷し、検疫時に提示する
- 【日本の到着空港で】陰性証明書、質問票QRコードの確認
- 【入国後】検査不要→公共交通機関を使用して希望の場所へ移動が可能
【入国前】日本政府が認めるワクチンの3回接種が終わっていない場合
日本帰国前の陰性証明取得のための検査手法と陰性証明フォーマットについて
日本帰国時の陰性証明取得に関して、日本政府が認める検査手法と、陰性証明フォーマットは以下の通り。
●従来のreal time RT-PCR法、LAMP法、抗原定量検査(CLEIA)に加え
●日本政府所定のフォーマットを利用する場合、この作成に対応しているハワイ内のクリニックで印刷してもらい、検査を受けた結果を記入、サインしてもらう。
日本政府が定める「出国前検査証明」フォーマットはこちら。
また、所定のフォーマット以外に、米国で検査証明書の
この任意のフォーマットの場合、下記項目が全て英語で記載さ
●人定事項
・氏名 ・生年月日
※注:医療機関等が発行する検査証明書に「生年月日」の記載が無い場合は、検査証明書の余白に当該医療機関又は受検者ご本人が手書きでこの情報を記入することも可能。
●COVID-19の検査証明内容
・採取手法(厚生労働省指定の検査証明書のフォーマットに記載されている採取検体、検査法に限る)、
・検査結果
・検体採取日時
・検査証明交付年月日
●医療機関等の情報
・医療機関名
こちらは日本政府の指定のフォーマット。
現在、日本政府指定の検査結果フォーマットに対応してくれるハワイの病院・クリニック・施設はこちら>>
クリニックによって、受付方法がネット経由のみ・電話受付のみ、またクリニック内で検査が完了するところと、検査は他クリニックでうけ、証明書の発行のみ行うクリニックなどがある。価格も150ドル~300ドルほどと幅がある。
スケジュールや価格については予約時にしっかり確認しておくことをおすすめする。
【入国前】ファストトラックを利用する場合としない場合
ファストトラックを利用する場合
飛行機に乗る前に「Visit Japan Web」にて事前に登録し、事前に審査を受けておくことで、着陸後の「検疫」、「入国審査」、「税関申告」の時間を短縮することができる。
利用可能空港は、成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港、新千歳空港、那覇空港。
◆「Visit Japan Web」の利用と登録方法についての記事はこちらから>>
ファストトラックを利用しない場合(スマートフォンを持っていない場合)
①質問票に回答しQRコードを作成する
ファストトラックを利用しないで日本に入国・帰国するには、まず以下の質問票WEBより回答し、QRコードを作成する必要がある。
質問票WEBサイト>>https://arqs-qa.followup.mhlw.go.jp/#/
質問票は、出国72時間前より、上記のウェブサイトへの入力が可能なので、日本入国前に実施し、QRコードを入手しておく。QRコードは印刷するなどして持参し、検疫時に提示する。発行されたQRコードは日本へ帰国・入国する際の審査に必要となる。
日本の到着空港での流れ
ファストトラックを利用した場合
「Visit Japan Web」上のQRコードを検査官に見せるだけで、全ての書類手続きが省力できる。
ファストトラックを利用しない場合
QRコード、誓約書、PCR陰性証明、ワクチン接種証明書(任意)などを揃えて提出、係員にチェックを求める。
空港での検査や自宅待機のルール
【2022年11月2日現在】アメリカ(ハワイ)から日本へ入国の方はワクチン3回目の接種関係なく空港検疫での検査、自宅待機ともに必要ない。
ハワイ渡航者の方向けの役立つリンク集
●外務省海外安全HPのアメリカ情報ページ>>https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_221.html#ad-image-0
●水際対策に係る新たな措置について>https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
◆日本からハワイ州へ渡航する際のルールや手続きの流れについてはこちらの記事をお読みください>>