【2021年1月】ハワイ不動産レポート:2021年出だしから絶好調のハワイ不動産・戸建住宅の中間価格でさらに記録を更新!

【2021年1月】ハワイ不動産レポート:2021年出だしから絶好調のハワイ不動産・戸建住宅の中間価格でさらに記録を更新!

更新日 2021.02.17

絶好調だった2020年ハワイ不動産だが、2021年1月のオアフ島の不動産マーケットはさらに好調なスタートを切った。
戸建市場、コンドミニアム市場共に、激しい入札競争を背景にすこぶる堅調。戸建住宅の中間価格では記録をさらに更新する一方で、在庫の減少も早いペースで進んだ一月となった。

ハワイ 不動産

 

ホノルル不動産協会による2021年1月のマーケットレポート

ハワイ 不動産 レポート

ホノルル不動産協会より発表された2021年1月のハワイ・オアフ島の住宅市場レポートによると、戸建・コンドミニアム共に売上数は極めて堅調。特に戸建住宅の需要が引き続き高く、中間価格は$883.000となり新しい記録を樹立した。

・戸建住宅の販売数は前年同月比で9.8%上昇。中間価格は$883.000で前年同月比14.7%上昇、新記録を更新。平均価格は$1,050,263で前年同月比16.7%上昇。中間価格と平均価格で二桁台の上昇となった。

・コンドミニアムの販売数は前年同月比で3.4%上昇。中間価格は$452,000で前年同月比5.4%上昇。平均価格は$496,296で前年同月比2.4%下落。 
 

戸建住宅マーケット

2021年の不動産市場の出だしを占う1月の最も注目すべきニュースは中間価格の更新である。新記録となった$883.000という中間価格の裏には、戸建住宅に対する非常に大きな需要と激しい競争があった。

販売数は291戸で前年同月比で9.8%上昇。中間価格は$883,000で、2020年1月の中間価格が$770,000であったことと比較すると、一年間で実に$113,000も中間価格が上がっている。

なお平均価格は$1,050,263で前年同月比16.7%上昇。こちらも2020年1月の平均価格が$899,689であったことと突き合わせると、2021年1月は高額価格帯の物件が売れ、それが平均価格を引き上げたことが分かる


また、在庫が市場にあった期間は平均9日間と、先月の10日間よりもさらに短くなり、ロックダウン段階的解除直後の2020年9月に記録した日数と同じであった。2020年1月の在庫が市場にあった期間が35日間であったことと照らし合わせると、現在、ハワイの戸建住宅が驚きのスピードで取引されていることが分かる。

コンドミニアムマーケット

2020年前半はロックダウンやコロナ禍の影響で苦戦したコンドミニアムマーケットも昨年12月に大幅に持ち直したことを受け、2021年1月も堅調な伸びを見せた。販売数は392戸と前年同月比で3.4%上昇。中間価格は$452,000で前年同月比で5.4%上昇した。
 

2021年1月の在庫が市場にあった期間は平均18日間。戸建住宅と比較するとそれほど短い期間には感じられないが、2020年1月の33日間という期間と照らし合わせると、コンドミニアムマーケットも戸建住宅市場に牽引される形で競争が徐々に激しくなってきていることが明らかになった一月であった。

 

2021年1月に最も売れたハワイ不動産の価格帯は?

戸建住宅で最も売れた価格帯は、$800,000〜$899,999で47戸。
次に売れたのは$700,000〜$799,999で46戸で、続いて900,000〜$999,999で37戸、600,000〜$699,999で34戸となっている。なお、1.9ミリオンから1.99ミリオンドルの販売数が4戸、1.8ミリオンから1.89ミリオンドルの販売数が3戸、1.7ミリオンから1.79ミリオンドルの販売数が1戸と1ミリオンドル後半の販売数が少ないのに対して、2ミリオン以上の高額物件の取引は12月に引き続き好調で販売数が19戸もあり、これが中間価格を押し上げていることが分かる
 

一方、コンドミニアムで最も売れた価格帯は$400,000〜$499,999で85軒、次に売れたのは$300,000〜$399,999で69軒、続いて$500,000〜$599,999で67軒、$300,000〜$399,999で47軒となっている。なお、2ミリオンドル以上の高額物件の販売数は2戸、1ミリオンから1.99ミリオンドルの間の高額物件の販売数は10戸であった。

 

競争激化!リスティング価格よりも高い取引!

ホノルル不動産協会会長のシャノン・ヘブン氏が、「買い手の興味は徐々にコンドミニアム市場に戻りつつある一方で、引き続き戸建住宅にあり、まさにhot-ticket item(引っ張りだこ)だ」と述べている通り、2021年1月のハワイ不動産は、戸建住宅市場を中心に、引き続き売り手が市場を牽引する形となった。

戸建市場の競争激化は、入札結果にも影響が出ており、売出された住宅の54.6%が売り出し価格よりも高い価格で成約するという結果になっている。

また、一方のコンドミニアム市場も戸建市場の需要拡大に引っ張られる形で競争が徐々に激しさを増す傾向にあり、売り出されたユニットの30%が売り出し価格よりも高い価格で成約した。これは前年同月比の3倍という数字だ。

 

短縮する売り出し期間と進む在庫不足

先に述べた通り、戸建市場で在庫が市場にあった期間は9日間となり、コンドミニアムも18日間と非常に短いスパンで取引がされた1月。新たに市場にリスティングされる物件数も戸建365戸、コンドミニアム659戸と前年同月比でそれぞれ14.7%減、5.3%減となり、在庫の減少が目立った


ホノルル不動産協会会長のシャノン・ヘブン氏は、
「現在、歴史的低金利の影響が後押しする形で、多くの買い手の住宅需要がある一方で、リスティングされる物件数が大幅に減っている状況だ。また買い手がリスティング価格よりも高い価格で入札をするので市場から在庫が飛ぶようになくなっていく」と述べており、歴史的低金利が買い手の入札価格の意思決定に与えている影響はかなり大きい。
 

またヘブン氏は、この状況下で新規参入したいバイヤーに対して、「この厳しい競争における最善の策は、信頼できるリアルター(不動産エージェント)と協働し、彼らの持つ市場に関する重要な知識を持って、あなたが最高の付け値を出せるようにプロセスをガイダンスしてもらうことだ」とアドバイスしている。
買い手市場なので、逆を言えば売り手にとってもすぐに売却につながる時期ではあるが、買い手にとっても売り手にとっても、好機を逃さないためにはハワイの百戦錬磨の不動産エージェントとよく話し合うことが大切なのだろう。

さて、「ハワイに住む」編集部独自の見解としては、2月から4月までリスティング物件はさらに低下し物件の枯渇が見られ始め、成約件数が減ると予測。その一方で価格が引き続き上昇すると想察している。

激戦期真っ只中とも言える現在のハワイ不動産。あなたならどう予測し、どう動きますか?

 

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