基礎知識 4・侮れない、ハワイ不動産の購入にかかる費用や諸経費とは?

基礎知識 4・侮れない、ハワイ不動産の購入にかかる費用や諸経費とは?

更新日 2018.09.04

ハワイでの不動産購入に際し、不動産価格そのものにほかに、買い手にかかる費用・諸経費にはどんなものがあるのでしょうか?結論からいうと、購入代金以外に、買い手側が負担する経費としては、購入代金の1~1.5%ほどがかかります。5000万円の物件ならば、50~75万ほど。意外と侮れない額になります!

どんなものがあるか見ていきましょう。

まず、不動産エージェントに対しての手数料(コミッション)が発生するのでは?と思いますが、実は、ハワイではエージェントへのコミッションは購入する際に買い手はまったくかかりません。すべて売り手が負担となります。

実際に、買い手が負担する費用を下記にまとめました。
日本ではなじみのない費用が並びますね。売り手と買い手で按分するルールとなっているものは、一般的な按分比率を書いています。交渉次第では、負担の割合が変わるものもあります。

  • エスクロー費用:購入費用の1% 売り手・買い手が50%ずつ
  • 権原保険(タイトルインシュランス)売り手60%:買い手40%
  • 物件のインスペクション費用:買い手100%(物件サイズにより代わるが$200~)
  • エスクローへの送金手数料:買い手100%
  • ローンで購入の場合、ローン審査手数料買い手100%
  • その他、提出必要書類のもののうち、日本語から英訳してもらう費用

などが購入にまつわる主要な費用となります。これらをトータルでひっくるめて、例えば50万ドルの物件を購入する場合、$5000~7500ほどの、その他諸経費がかかってくる計算です。よって、最終的には、購入代金以外に、買い手側が負担する経費としては、購入代金の1~1.5%ほどがかかるというのが相場です。

これらの購入の細かい費用については、毎回毎回お互い支払うのは大変なので、エクスローという不動産取引を管理する第三者の会社を立てて、最終的には、全体の支払い金額から相殺する形になります。通常少し多めに買い手のほうが振り込んで、最後取引が終わったところで、すべての経費精算し、残金が書いてのほうに戻ってくる形が多いです。

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次は、日本と違う、ハワイのコンドミニアムや家のタイプや呼び方についてまとめてみました。

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