「聖ルカクリニック」のPCR検査がハワイから日本へ帰国する際に選ばれる理由とは。小林院長に緊急インタビュー

更新日　2021.05.22

2021年5月17日現在、ハワイから日本に入国する際には搭乗前に、PCR検査での陰性検査証明書の提示が義務付けられている。検査を受ける際の注意点と、クリニックを選ぶ際のポイントを聖ルカクリニックの小林恵一院長に伺った。

小林先生に緊急インタビュー
「ハワイでのPCR検査・陰性証明取得の注意点」

小林先生：

　「現在、ハワイに入国する際には日本で出国前72時間以内に受けたPCR検査の陰性検査証明書を提示すれば10日間の隔離期間が免除されます。そして、ハワイから日本に入国する際には、新型コロナウイルス感染症に対する日本政府の新たな水際対策として設定されている「出国前72 時間以内に実施した新型コロナウイルスに関する検査の陰性検査証明書」を提出する必要があります。

　外務省では８つの検査方法を指定していますが、ハワイの当院では唾液を検体とする核酸増幅検査（RT-PCR法）を採用しています。検体には、唾液と鼻咽頭ぬぐい液の２種類がありますが、鼻咽頭の場合は喉の奥まで綿棒を挿入するので、とくに幼児などの場合に事故が起きる可能性もあります。その点、唾液は採取が簡単で、かつ精度に差が出ることはありません。新型コロナウイルスが１つでもあれば陽性になります。

　PCR検査は、日本では安価な物もあるようですが、実は担当者の高い技術と精度が必要なのです。そのため当院では検査を実施するスタッフの育成にも力を入れており、毎日トレーニングをしています。クリニックによっては検体を外部の会社に出して検査する所もありますが、当院は院内のラボで行っています。その利点は、検査結果が早く出ること。最速で２時間、午前中に検査を受けていただければ、当日に検査証明書の発行が可能です。午後の検査の場合でも、翌日に受け取りが可能です。

聖ルカクリニックがハワイのPCR検査で選ばれる３つの理由　

小林先生：

「日本へ渡航されるのは、現在のところ75％がハワイ在住者で何らかの用事で日本に行かれる方、 25％が観光客です。その方々の約８割が当院を選んでくださいます。理由は３つ。まずはスタッフ全員が日本語を話すこと、検査証明書の当日発行が可能なこと、そして費用が安いことです。

　検査証明書に記載する情報にも細心の注意を払っています。パスポート番号など１文字でも間違っていたら入国拒否にあってしまいます。そんなことは絶対にあってはならない。スタッフ全員がプロ意識をもって取り組んでいます。外務省指定の「出国前検査証明」も事前予告なしにアップデートされることが多く注意が必要です。もし陽性となった場合、ハワイ州の規制に従い隔離となりますが隔離後の検査証明書はサービスとして無料で発行しています。

　検査を必要とされる方は、今後も増えると見ています。その対応策として、新たにアラモアナの本院とは別にワイキキショッピングプラザ２階にPCR検査専門の拠点をオープンしました。ワクチンの状況や変異種の存在など、新型コロナウイルスに関するニュースは尽きませんが、どうか冷静になり必要に応じて当院などの医療機関を活用していただければと思います。」

聖ルカクリニックの出国前（日本帰国前）PCR検査

予約はst luke’s clinicのホームページ『ONLINE 予約』からのみ
当日予約可　
来院の際はパスポートを持参
出国前72時間以内に間に合うよう各自の責任においてご予約を
PCR検査には保険は適用されません
支払いはクレジットカードのみ。検査費用は$180（税別）

アラモアナ本院でのPCR検査

※当日の検査結果受け取りは午前の予約の方（8:30AM−12:50PM迄の予約)のみ

予約時間→	証明書受け取り時間
月～金 8:30-12:50pm→	当日3:15−3:30pm
土　 8:30-9:50am→	当日12:15−12:30pm
月～金　 13:00-15:20pm→	翌日8:30−9:00am