2024 ハワイのビジネスM&A最前線!人気アサイボウル店のリアルなM&A事例をご紹介 商業不動産のリアルセレクト・インターナショナル社

更新日 2024.04.17

ハワイで商業不動産の売買や、ビジネスのM&A、不動産開発、住宅の売買などを広く手掛けているリアルセレクト・インターナショナル社。

今日はまだ日本人で注目する人が少ない「ハワイにおけるビジネスM&Aや商業不動産投資」の領域で存在感を発揮しているリアルセレクトの代表フランクさんにそのマーケットの魅力や、実際に手掛けたハワイの人気スムージー&アサイボウルのお店「ジュエル・オア・ジュース」のM&A事例についてご紹介いただいた。

ハワイで商業不動産やビジネスM&A投資には
どんなチャンスがある? 

 
フランクさん:

日本とアメリカの金利の格差、イールドギャップはまだまだ開きがあります。超低金利で資金調達できる力のある日本企業や投資家にとってみれば、日本で調達した資金を海外に投資するというのは当然の動きです。その一方で、「ハワイといえば別荘やコンドミニアムを買う場所」としか認識していない方が多いのも事実です。

しかし、ハワイには魅力的な投資機会がまだまだたくさんあります。今日ご紹介するような個人投資家向けの小規模なM&A案件から、マルチファミリー不動産・低層アパートへの投資、さらに大企業向けにはホテルやオフィスビル、倉庫などの大型の商業不動産物件への投資など、そのバラエティも豊富です。

リアルセレクトでは海外へ投資したい、資産分散したい、またM&Aによりビザを取得してハワイやアメリカに移住したい、などご要望に合わせた投資案件をご紹介しています。

実際にリアルセレクト社が手掛けたM&A事例
アサイボウル&スムージーのお店「ジュエル・オア・ジュース」

アレックさんとクリスさんのご兄弟が18年前にスタートした「ジュエル・オア・ジュース」はアサイボウルやスムージーなどのヘルシーなメニューを提供し、18年にわたり地元民に愛されてきたお店。今回、アレックさんとクリスさんは次のステージへと進むためにこの事業を売却したが、このM&Aディールをまとめたのがリアルセレクト社のフランクさんとダンさんのお二人だ。
どんなふうにM&Aが進んだのか、その舞台裏についてお話を伺ってみた。

左から、フランクさん、クリスさん、アレックさん、ダンさん

ジュエル・オア・ジュースはカイムキにある店舗はココヘッド通りとワイアラエ通りの角という車通りが多く目に止まりやすい場所に店舗を構えている。すぐ裏には大きなパブリックパーキングがあるため、地元民が通うお店としての条件を兼ねそなえた人気店。



アレックさん(元オーナー):

自分たちが18年かけて大事に育ててきたお店とブランドを売却するのは、大きな決断でした。「売却しよう」と決めてから、連絡を取ったのがリアルセレクト社のフランクさんとダンさんです。連絡をしたその日の夜には、即ミーティング。その2-3日後にはリアルセレクト社とブローカー契約を結び、そこから約1ヶ月後には新オーナーへと事業を譲り渡すことが出来ました。驚きの速さでディールが締結しましたね。

フランクさん(リアルセレクト社):
ビジネスにはスピード感やレスポンスの良さも大切ですが、それが特に大事になるのがM&Aの案件です。アレックさんにはデューデリジェンスのために、決算書やリース関連の契約書などのさまざまな情報開示をお願いしましたが、初めての経験にもかかわらずそれらの書類を迅速に揃えてくれるなど、前向きな姿勢で取り組んでくれました。

そして何より、アレックさんたちご兄弟の人柄がいい。これも大事なことです。

そういうさまざまな要素が揃ったことで、私たちも「この事業は自信を持ってバイヤーにおすすめできる案件だ」と確信が持てました。

アレックさん(元オーナー):
自分も初めてのことなので「こんなに色々やることがあるの!?」とびっくりしましたが(笑)、フランクさんとダンさんのサポートで前に進めることが出来て感謝しています。

フランクさん(リアルセレクト社):

この「ジュエル・オア・ジュース」のM&A案件を、我々のやっている商業不動産とM&Aのマッチングサイト「SCOOP USA」に掲載したところ、あっという間に購入したいという方からの申し込みが複数ありました。結果的にローカルのバイヤーさんに決まり、早速アレックさんたちから新オーナーへの引き継ぎが始まっています。

アレックさん(元オーナー):
新オーナーへは、店舗リースや機材とともに、レシピや仕入先とのネットワークなどもすべて譲渡しました。新オーナーへの引き継ぎ期間も設定されていて、サービスのフロー、調理の仕方などのオペレーション面のトレーニングを行って、スムーズに事業を継承できるようにお手伝いしているところです。

ダンさん(リアルセレクト社):
M&Aの中に含まれるのはレシピや機材はもちろんですが、アレックさんたちが過去に受けてきた数々の受賞歴や高い評価、毎日のように通ってくれる地元のリピーターのお客様という事業基盤、それらがすべて「資産」となります。

ハワイでは新規で店舗を作ろうと思うとパーミッションの取得や工事にものすごく時間がかかりますがM&Aであれば、そういう事業の立ち上げにかかる時間を大きく短縮できます。

ハワイの地元紙の読者投票で
何度も受賞している人気店

アレックさん(元オーナー):
18年間、自分たちがゼロから初めてやってきたビジネスなので、育ててきた子供が高校を卒業したみたいな気持ちですが(笑)、いい新オーナーさんに引き継いでもらえて嬉しいです。新オーナーも熱心で引き継ぎもスムーズに行っていて、さらに良い店になってくれそうだと感じています。
 

フランクさん(リアルセレクト社):

アレックさんたちも、新オーナーも、私たちもHAPPYという”三方よし”のディールをお手伝いすることできてよかったです! 
 

リアルセレクト社代表・フランクさんから
日本の投資家へ向けてのアドバイス

フランクさん:
今回の「ジュエル・オア・ジュース」の事業は、前述のように約1ヶ月というスピードで決まりました。人気店として認知度も高く、事業としてもうまく行っていて、スムージーやアサイボウルなどの比較的シンプルなメニューで構成されていたことなど、バイヤーが「買いたい!」と思う条件が揃っていたため、問い合わせも多かったです。結果的に今回はローカルのバイヤーが購入しました。

このように「いいM&A物件」はすぐに決まってしまいます。将来的にいいM&A物件があれば買いたい、と思っている方が、地元のバイヤーにスピードで競り負けることのないようにするには事前に、資産証明や会社登記情報、決算書など、後々必要となる資料を事前に用意いただくのが良いと思います。どういったものが必要かはお問い合わせくださればお伝え出来ます。

また純粋な投資としてM&Aしたいのか、M&AしてE2投資家ビザを取得したいのか、など投資目的も重要です。特にE2ビザを取得したい場合には、M&Aの前に「M&Aした場合、E2ビザが取れるのか」を移民弁護士やCPAと取得可能性を確認することをおすすめします。

またM&Aの案件は、オーナーの意向により公開されずに水面下で進むものも多いため、我々も掲載していない非公開の案件を抱えています。本気でハワイへの商業不動産投資やM&Aを考えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
 

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