日本からハワイへビジネス進出を目指す方必見! 高品質&確実な店舗建設・施工・リノベーションで信頼を集める「シノハラ・コンストラクション」

更新日 2025.01.03

ハワイの「シノハラ・コンストラクション」は、不動産総合企業として2022年に設立した「ケイコクア・グループ」の工事会社。同社は、商業不動産の建築・改修・リノベーションなどを専門に請け負い、設立2年で着実に実績を重ね、現在急成長中の新星企業です。

 

今日は、そんな「シノハラ・コンストラクション」について、現在手がける施工案件やハワイにおける店舗建設事情なども交えてご紹介します。

 

ケイコクア・グループについて

シノハラ・コンストラクションを傘下に持つ「ケイコクア・グループ」とは、不動産売買や管理をはじめ、商業不動産の建築・施工や改修工事まで、不動産にまつわる様々なサービスをワンストップで提供する不動産総合企業。

 

不動産売買や管理を行う「ケイコクア・リアルティ」と商業物件の施工や改装工事、リモデルまで幅広く行う「シノハラ・コンストラクション」の2社で成り立っています。日系の不動産会社の中でもここまで多岐にわたって不動産サービスを展開する企業は珍しく、「購入した不動産物件をリノベーションしたい」「店舗の改装工事が終わった後も、継続的にメンテナンスをお願いしたい」と言ったときに、別々の業者を探す必要がなく、一気通貫で相談・依頼ができる点がケイコクア・グループの何よりの強み。こうしたユーザーにとって利便性の高い仕組み、サービス展開は、当然ながらハワイで評判を集め、ご指名での相談・受注を着実に増やしてきているのだそうです。

 
ケイコクア・グループCEOの篠原慶子さん

 

CEOの篠原慶子さんにシノハラ・コンストラクションで現在進行中のプロジェクトについて教えてもらいました。

慶子さん:

直近で竣工したプロジェクトは「テディーズ・ビガー・バーガーズ」カイルア店の内装工事と、ピザ専門ファストフード店「リトルシーザーズ」の新店舗の設備工事です。会社設立当初は、飲食店様の設備メンテナンス、修繕など、リペア案件がメインでしたが、今年はアメリカでも大手の飲食チェーン店との契約が実現し、クライアントさんも工事の規模も大きくなってきているのが嬉しいですね。年明けにはテディーズ・ビガー・バーガー ワイキキ店の改装や中古戸建ての内装リモデル工事も控えています。

 

具体的な工事内容としては、テディーズのカイルア店はダイニングエリアを改装しました。タイルの壁をウッド調に変えて、80年代のダイナーのような雰囲気からインダストリアルな雰囲気に仕上げています。今回の改装は大型チェーンの1店舗ということもあって、クライアントからは「既存店の世界観を踏まえて改装を」というざっくりとしたオーダーがあるのみ。飲食チェーンの経営者はビジネスがうまくいくことが最優先なので、「仕上がりが良ければなんでもいいよ」というオーダーはアメリカではよくあることです。だからある程度、私たち工事業者がデザイン面でもイメージを作って提示したり、「どうしたい?」というオープンクエスチョンを投げるのではなく、A、B、Cの3つの案を用意しておいて、そこから選んでもらうといった進行面での工夫、配慮も必要になってきます。相手の意を汲んで物事を進めるのは私たち日本人が得意とするところでもあるので、私や現場監督をしている夫を含めたチームで会議を重ねながら、「デザイン性」「顧客ニーズ」「コストや納期」など、クリアすべき様々な要素を納得のいく形で叶え、クオリティの高い仕事ができるよう全力で取り組んでいます。

 
テディーズ・ビガー・バーガーズの内装工事の様子①
 
テディーズ・ビガー・バーガーズの内装工事の様子②
 
リトルシーザーズの内装
 

こうした商業物件のニューオープンやリオープンに向けた店舗の改装、設備工事は、クライアントのニーズに応えるのはもちろん、店舗のオープン日や工事完了希望日までに施工を終わらせることも非常に重要。施工を進める中で、実際に目にすると「やっぱりこうしたい」「ここにも配線を持ってこれないか」といった追加の要望がクライアントから出てくることは少なからずあるそうで、「追加で作業をするとどうしても納期に間に合わない場合はきちんと伝えますが、“いいものをつくりたい”“この日にお店をオープンしたい!”という気持ちはお客様も私たちも同じ。【納期も含めてクライアントの希望を叶える】ことが私たちチームの目標でもあるので、変更や調整だけでなく、何かアクシデントが起きても最終的なデッドラインを守ることは常に意識して取り組んでいます」と篠原さんは語ります。

 
テディーズ・ビガー・バーガーの内装(完成後)①
 
テディーズ・ビガー・バーガーの内装(完成後)②
 

ところで、この「納期通りに作業を終える」ことについて、日本人の感覚からすると当然と思えるかもしれませんが、アメリカ、ことハワイにおいては、なかなか"予定通り"に行かないことの方が多いのが実情です。予定通りに行かないだけでなく、(ハワイならではの商習慣を知らないことで)見積もりにない追加費用を請求されたり、マテリアルの不達などで急に作業が中断するといったことも珍しくなく、日本のスピード感でビジネスを進めようとすると時間的にも費用的にも大きなギャップが生じて、想定外の資金的、精神的負担がかかってしまうケースは少なくありません。

 

篠原さん:

例えば商業物件の改装をする場合、施工主(日本人オーナー)から依頼を受けた設計士が改装プランを作り、それをもとに工事業者が見積もりを作成します。見積もりの際に施工主へ図面の送付を依頼するのですが、その図面が許認可を取得した最終図面でないことが多々あります。そのために、この最初の見積もりがあくまで「叩き」となってしまうことが多いんです。その場合実際工事を進めていくと見積には含まれていない作業が必要になり、その都度追加の費用が発生するので工事総額が必然的に増えます。見積もりの段階で、工事業者が受け取った図面が最終形なのかどうかを施工主側に確認すればいいのですが、ハワイではそうした“配慮”はしてもらえません。むしろ、見積もりのベースとした図面が最終図面でない方が追加請求がしやすくなるので、工事業者はわかっていても施工主から受け取った図面で見積もりを作り、そのまま工事を進めることも多いです。でも、図面の変更による作業内容の変更や追加費用の調整をするにもペーパーワークが発生するし、オーナー側に再度了承を得るために時間もかかるので、お客様にとっても弊社にとってもそれは結局「ロス」になってしまう。私たちのビジネスにとってもマイナスにしかならないと思うので、弊社では見積もりのタイミングで最終図面かの確認を行った上で見積もりを作成し、内容のご説明もきちんと行って工事をスタートするようにしています。

 

アメリカへのビジネス進出は、多くの日本人起業家、投資家にとって、人生の中でも大きな挑戦になるはず。そんな時に、ハワイならではの商習慣や言葉の壁に苦しんだり、上記のようなビジネス感覚の違いからトラブルを抱えないためにも、「シノハラ・コンストラクションを頼ってほしい」と篠原さんは力を込めます。

 

篠原さん:

日本から海外進出を果たし、計画通りに店舗オープンが進まない、施工業者とのコミュニケーションに苦労しているという日本の投資家、経営者のお話はよく耳にします。そうしたお客様の不安や不満は、弊社の幅広い不動産サービスによってワンストップで解決することができます。また、店舗オープン後はビジネスを軌道に乗せる、さらに拡大していくといった際にも、ハワイの商習慣を踏まえた店舗展開のサポートや、設備面、内装面でもきめ細かなメンテナンスが可能です。

 

丁寧に仕事と向き合う誠実さや、品質・個性を大切にするものづくりの心。そうした日本人らしい細やかな感性は、ハワイの飲食・リテール業界を見ていても突出したものがあると私は思っています。そんな日本人が持つ素晴らしい才能をハワイにももっと浸透させたい。”浸透させたい”というよりも”見せつけたい!”という思いの方が強いかもしれません(笑)。日本の食文化や心のこもったものづくりを世界に発信するお手伝いを、チーム一丸となって全力でサポートさせていただきたいと思っています。

 

これから海外に挑戦しようとする起業家、投資家の方々にとっては、これ以上ないほど心強いメッセージなのではないでしょうか。

 

ハワイでの会社経営、ビジネス展開をお考えの方は、一度ぜひシノハラ・コンストラクションにご相談ください。

 

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