夢の「ハワイ不動産オーナー」。実際に、ハワイ不動産を購入している日本人はどのくらいいるのでしょうか? 2024年の外国人バイヤーによるハワイ不動産購入統計データをご紹介します。
ハワイ不動産・外国人バイヤーランキングトップ3(2024年)
ハワイの大手エスクロー(不動産売買の手続きを中立の立場で管理する会社)「タイトルギャランティ」の発表によると、2024年のハワイ不動産を購入した外国人バイヤーを国別にみてみます。(※2025年1月末段階で発表されている2024年第1-3四半期分のデータです。)
「円安で厳しい」と言われながらもハワイの不動産を購入している外国人バイヤーはダントツで日本が一位をキープしています。
1位 日本 | 購入件数 136件 | $145.8ミリオン |
2位 カナダ | 購入件数 79件 | $13.8Mミリオン |
3位 韓国 | 購入件数 9件 | $12.7Mミリオン |
平均価格・中間価格
単純に日本人の総購入金額を物件数で割ってみると、1件当たりの金額は約$1.07ミリオン、日本円にして1.7億円近くなります。
実際の、ハワイで売買されている不動産の中間価格(全取引の物件の価格を最低額から最高額まで並べ、その真ん中にある価格を指すもの)を見てみると、2024年通年の110万ドル、コンドミニアムは51万5,000ドルとなっています。一方、売買件数は、戸建てが2793件、コンドミニアムが4459件となっています。戸建て志向の強いローカルの人に対して、日本人はコンドミニアムの購入比率が高いと言われていますので、日本人は昨年2024年第1-3四半期に購入した物件は、かなり中間価格よりも高いコンドミニアムが多かったものと予測されます。
>ハワイの30万~50万ドルの売出中不動産物件はこちら!
>ハワイの50万~70万ドルの売出中不動産物件はこちら!
>ハワイの70万~100万ドルの売出中不動産物件はこちら!
>ハワイの100万ドル以上の売出中不動産物件はこちら!
>ハワイのオーシャンビューの売出中不動産物件はこちら!
ハワイの不動産エージェントに話を伺うと、一般的に、総資産の約20-30%程度ほどをハワイ不動産の購入資金にあてる、という方が多いと言われていますので、資産クラスは約$3ー5ミリオン(日本円にして4.7億から7.8億ゾーン)の方が多いと予測されます。
いずれにしても、ハワイ不動産業界の中で、外国人バイヤーとして日本人がぶっちぎりの存在感を示している事実、おわかりいただけましたでしょうか?
次は「海外不動産投資先としてのハワイ」について考えてみます。