先週ハワードヒューズ社が手がけるワードビレッジの最新コンドミニアム「ケ・キロハナ」が入居開始となり、オープニングセレモニーが開催されました。
43階建てで総戸数424戸、1ベッド~3ベッドのお部屋があり、1階にはロングスドラックスが今秋にオープンします。すぐ山側には2025年開通予定のモノレール駅ができる予定です。
このケ・キロハナは、そのほとんどが地元居住者に販売された物件で、多くは初めての住宅購入者なのだそうです。8階にあるリクリエーション・デッキで行われたセレモニーには、ハワードニューズのハワイ支社長のサイモン・トレーシー氏、地域開発担当の上級副社長トッド・アポ氏が出席し、盛大に行われました。
会場には、この日に鍵を受け取る入居者もいて、喜びに包まれていました。ワードビレッジの1ミリオン(1億円)以上が平均という高級コンドに比べると比較的リーズナブルな価格なのも、人気の秘密です。サイモン支社長によれば、今後もこうした地元の皆様向けの物件を展開していく予定があるそうですから、期待できますね。
8階のリクリエーション・デッキには、プールはないものの、ジムやヨガスペース、ラウンジ、子どもが遊べるキッズスペース、シアターなどが揃っているのですが、注目なのが「コワーキング(Co-Working)スペース」と名付けられた、ビジネスにも使えるスペース。
「このスペースは若い人たちに活用してもらいたい」とのことです。広さは1,116平方フィート(約100平米超)あり、共同作業スペースと会議室で構成されています。最近、ニューヨークの物件などでも、仕事場を取り入れたビルができているそうですから、これからの流行りかもしれませんね。
ちなみに、外観デザインで目をひく黄色い枠の部分は、36階のラウンジで、こちらでは高層階からの眺望を楽しみながら過ごすことができます。
すべての施設は、地元のデザイン会社The Vanguard Theoryが担当。かなり洗練されたデザインです。
こんなコンドミニアムが増えると、ホノルルの街がかなり変わりますね。ワードビレッジの展開が、これから楽しみです。
こちらからビデオも観られます