ホノルル不動産協会より発表された今年4月中の「オアフ島不動産売買のデータ」を公開したいと思います。オアフ島の各エリアごとに中間価格や販売件数がデータで見る事ができます。
まずは戸建て物件(英語ではSingle Family Homeと呼びます)。
オアフ島全体の2019年4月の戸建販売数は320件となり、2018年4月と比較すると3.6%減となりました。中間価格は昨年4月比較で1%減の$777,000となりました。全体的には横ばいの売れ行きといった結果となりました。
こちらがエリアごとのデータとなります。
参考までに、4月中に売却された戸建て物件で中間価格が昨年と比較し上昇したエリアトップ3がこちらです。
1、Hawaii Kai 2018年 $985,000→2019年 $1,130,000 (15%アップ)
2、Makaha 2018年 $463,000→2019年 $515,000 (11%アップ)
3、Kapahulu 2018年 $976,000→2019年 $1,030,000 (6%アップ)
中間価格の増加率がオアフ島で一番高かったHawaii kai(ハワイカイ)はワイキキから車で約30分ほど。海に近く落ち着いた住宅地で、教育環境も整っているので、日本人の方にも人気のエリアです。
続いてオアフ島のコンドミニアムはどうだったでしょうか。
2019年4月の販売戸数は、2018年4月から5.1%増加し520件、中間価格は2.9%減の$417,000となりました。戸建物件同様に中間価格は若干の減少を見せたものの、販売戸数は5%以上の増加となりました。
こちらも同様に、コンドミニアムの中間価格が昨年と比較し上昇したエリアトップ3となります。
2、Mililani 2018年 $375,000→2019年 $455,000 (21%アップ)
3、Kalihi 2018年 $349,000→2019年 $410,000 (17%アップ)
トップのWahiawa (ワヒアワ)やMililani(ミリラニ)といったホノルル市外のエリアで顕著な価格上昇となりました。
毎月、中間価格や販売件数はエリアごとに発表されますので今後も定期的に紹介していきます。