【ご回答いただいた専門家】
プロワークスグループ、ディレクター。日米監査法人で監査会計業務を長年経験。日本の公認会計士の資格を取得。
Q:日本からの企業進出で知っておくべきこと、注意するポイントはなんでしょうか?
A:家賃の高さ、設備費の高さ、人材確保の難しさの3つです。
ハワイ進出に際し、本来は長期的プランが必須ですが、ハワイで「起業する」ことに注力しがちのようです。しかし、それでは見積もりが甘くなります。ハワイの現実を知ってくださいとお話ししています。
1つ目はハワイの家賃の高さ。資金繰りの面で常にこの比重が高いです。予算計画を適切にされることをお願いしています。
2つ目は設備コストの高さ。例えば工期は遅々として進まずオープン予定日を過ぎ、当初の見積もりからコストが2倍3倍になることや、営業許可、酒類販売の許可が下りないなどにより、予定通り開業できないこともよくあります。
3つ目が人材確保の難しさ。ハワイは失業率が低く、優秀な人材を採用できても、流動的で安定せず、その人件費の確保も重要になります。現地採用以外の方法も検討する必要があります。また、日本風にことを推し進めようとしても、決してマニュアル通りには進みません。ハワイ独特の経済を理解していないと難しいです。郷にいれば郷に従えではないですが、うまく現地化させることです。
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