22ヶ国34拠点で国際事業を積極展開するスターツ
畑さん:日本では「ピタットハウス」のイメージがすっかり定着しているスターツですが、すでに30年以上に渡り、豊富な海外での実績を積み重ねてきた国際的な企業でもあります。
主には、日本から世界に進出する日本企業の駐在員の方の住宅、またオフィスや工場などの商業不動産などの仲介を手掛けることで、拠点を広げてきました。海外拠点にも日本人の社員が常駐し、不動産管理から税務申告のサポート、さらには購入した物件の売却のお手伝いなどワンストップでサポートできる数少ない不動産企業となっています。
日本企業や日本人の方の海外へ進出したい移住したいというニーズに対応するため、スターツ国際事業部では人員を強化し、さらに拠点を広げて行く計画です。
私はハワイだけでなくニューヨークやロサンゼルス、ダラスなどの全米のスターツの拠点を社長としてハワイから経営しています。また同時に、スターツ国際事業部としてアジアやヨーロッパの主要都市のマーケットについても最新動向を分析しています。
世界のマーケットの中で見たときに、より鮮明になってきた「ハワイ不動産」が持つ魅力と強みについて、私はこのように見ています。
世界と比較するから鮮明に!
「ハワイ不動産」の持つ価値と魅力
島という限られた土地、恒常的に足りない物件数
ハワイにおける住宅の建てられる区画に割り当てられた土地面積はたったの6%しかありません。アメリカの他の大都市のように郊外にどんどん広がる余地はありません。これだけ長い間、人気の観光地でありながらむやみに住宅を増やして来れなかった、そもそもの希少性の高さはこれからも変わることはないでしょう。
透明性の高い取引きルール
弊社では発展途上国の不動産も取り扱っていますが、それらの国では外国人の不動産所有をそもそも認めていない国や不動産取引に関する法律が不透明だったり、未整備だったりする国もたくさんあります。
ハワイ不動産を購入する時の取引条件は、アメリカ人であっても国外の人であっても同じです。またエスクローという第3者を挟んで透明性の高い取引が行われるルールであり「だまされる」といった心配はほぼ必要ありません。
ハワイ不動産のみを対象とした海外不動産ローンが象徴する安定性
海外不動産を対象とした円建てのローンの組める唯一の場所が「ハワイ」。ハワイ不動産だけは銀行が特別扱いするほどの”担保力”を認めているということなのです。
良いディベロッパーが良い物件を増やしている
ハワイ州は新規の建設においてもリノベーションなどの工事においても、許可申請など行政のルールが非常に厳しい場所でもあります。ある程度、資金力や時間的にゆとりがある業者でないと開発ができない環境の中で作られてきたプロジェクトは質が高く、ハワイの魅力を底上げしています。そして、それが結果的に質の高い暮らしを望む良い住民を呼び込んでいるといえると思います。長期的なコンドミ二アム管理計画があるから落ちない価格
ハワイのコンドミニアムの管理費は日本に比べれば高いですが、 きちんとした積立(リザーブ)を行い、 長期的な修繕計画に沿って管理されています。 一方日本ではマンションの廃墟化が社会問題となっていますね。
アメリカ不動産は中古でもなぜこんなに高いの?という疑問を持たれたことのある方も多いと思いますが、 所有後の管理にお金と手間をかけ、長期的に価値が下がらないようにしているから当然なのです。
ワンルームから豪華な別荘まで、自分でも使える資産
そういった場所でありながらシングルの方でも手が届くワンルーム(スタジオ)の物件から、 ビーチフロントの豪華な別荘まで揃っているバラエティの豊富さ。そして、バケーションレンタルやホテルコンドミニアムなど、実際にご自身でも使って楽しめる不動産カテゴリーがあること。これもまたハワイ不動産の魅力でしょう。また実際に地理的なアクセスの良さから、購入前にご自身でも見に来たり、体験してから購入できることも安心材料です。
長期所有向きの、ぶれないマーケット
ハワイは不動産マーケットが上がる時にも下がる時にも、 他のエリアよりもワンテンポ遅れて影響がやってきます。 保有資産としてハラハラする要素が少ないことは、安心感を重視する日本人の方にとって長期保有や長期での投資に向いている場所とも言えます。
パンデミックで目覚めた富裕層の方の見ているもの
パンデミックによる世界的なパニックに続き、円安や国際政治的な不安が高まる中、富裕層の方たちの目は本当に価値のあるもの、大切にしたいものへ向いていると思います。資産については、「増やす」ことよりも「守る」ことへの意識が高まっています。
コロナによって内向き志向になった方もいる反面、このままではいけないと国外に目を向けておられる方たちは、グローバルな資産分散やお子さんを海外留学に送り出すなどアクションが早いです。
また災害が増えている日本では、ご自身やご家族の安全をどうやって守るかを考える機会が多くなっていると思います。何かあった時に”避難して来れる場所としてのハワイ”に価値を見出す方も増えてくるのではないでしょうか。
世界はパンデミックや災害など激動のさなかですが、今から50年後であっても「やっぱりハワイはいいなあ」とあこがれの場所であり続けているだろう、と思いませんか?
これからハワイを訪れる人々の層は、良い意味で変わっていきます。ハワイ不動産を所有している方を筆頭に、ハワイを愛し、 ハワイにコミットし、思いやりを持ってハワイを接することができる方の場所になっていくことでしょう。
”あの場所に自分の家があるから、明日からまた頑張れる”。
ハワイはそう思わせる魅力を持つ、世界でも数少ない場所だと自信を持って言えるのです。