ハワイでの不動産エージェントとは、あなたの利益を最大化するための代理人です。気になるのはその手数料や、期待できる業務内容です。
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ハワイ不動産エージェントへの手数料
エージェント手数料は売り手が負担する
気になるエージェントへの手数料ですが、実は買い手(バイヤー)はエージェントへの手数料を支払いません。エージェントの手数料はすべて売り手(セラー)が負担します。手数料は通常、購入金額の6%。その6%を、売り手側・買い手側のエージェントが、契約完了後、3%ずつ分け合う形です。
ハワイ不動産エージェントに期待できること
自分の不動産エージェントを決めたあとは、二人三脚で購入をすすめるわけですが、実際にはどんなことを手伝ってくれるのでしょうか?
購入ターゲット・条件の絞り込み
予算や目的、エリアや、探している時期などでその時々の「狙い目」の物件というのは異なります。はじめはみんな「海が見えるお部屋がいいな~」など漠然とした夢から始まるもの。そこから要件を整理し、実際に予算や家族構成、利用頻度などに合わせてマーケットで購入可能な物件とどうすり合わせ、ターゲットを決めるか。買い手のさまざまな要望を上手に優先順位づけしてくれるかどうかが、エージェントの手腕です。
ターゲットにマッチした売出し物件の紹介
すぐに希望や条件にマッチした売出し物件が出てくればベストですが、時には、長い目でマーケットをウォッチする必要があります。「気に入りそうな物件が出ました!」など、エージェントはマーケットの動きをキャッチしてくれます。また、希望ど真ん中の物件だけでなく、エージェントが少し角度を変えて、紹介してくれたものにビビッ!と来ることも。
内見(ショーイング)のアレンジ、同行
内見(ショーイング)の記事で詳しくお伝えしますが、予約を取って行う内見は買い手のエージェントがアレンジをしてくれ、同行もしてくれます。プロの目で、物件を細かく一緒にチェック。売り手側のエージェントに、質問などがある時も、自分のエージェントに話せば、代わりにコミュニケーションしてくれます。
購入オファー時の、適正なオファー価格設定
いざ欲しい物件が見つかった!となった時。売出価格(リスティング価格)通りにオファーをだすのか?ライバルが多いなら、売出価格より高いオファーをして取りにいくことも、逆に、行けると思えば、売出価格よりも低いオファーで売り手の反応を見ることもあります。どこを狙うかの攻防戦はエージェントとのサポートなしには出来ません。
英語の契約書や不動産資料の説明
購入申し込みが始まれば、大量の英語の書類の山が待っています。全部読みとおすのは至難の業ですが、エージェントが主要なポイントについて、日本語説明をしてくれます。
購入における交渉
交渉や、購入プロセス中に見つかった修繕箇所をどちらの負担で修繕するかなど、交渉が発生した場合にはエージェントが一手に交渉を引き受けてくれます。
購入完了までのスケジュール管理
不動産購入は、最初の購入契約書で双方が合意したスケジュールにそって一日の遅れもなく進める必要があります。正当な理由なく遅れれば、キャンセルに発展することもあります。書類を承認・サインする〆切りや、入金のスケジュールなどが数多くあり、そのすべてを滞りなく進めるにはエージェントのタイムリーな事前の案内がやはりキモになります。
購入後の運用の相談
購入後に、どのようにその不動産を使っていきたいか。賃貸に出す場合には、客付けやバケーションレンタルなどへの連携、100%個人所有の場合でも、空室期間の管理など、資産価値を落とさないケアや運用方法についても相談に乗ってもらいましょう。
いかがでしたか?これだけ多岐にわたる相談を一手に引き受けてくれるのが不動産エージェントというプロフェッショナル。頼りになるエージェントに早くから出会えたらベストですが、エージェントに心あたりがない、という方は、「ハワイに住むネット」の「不動産会社・エージェント」一覧から、この人に会ってみたい、という方に何名か会ってみるところからおすすめします。
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続いては、エージェントとの付き合い方、マナーについてです。