今回は、ホノルル不動産協会より発表された今年1月中の「オアフ島不動産売買のデータ」を公開したいと思います。オアフ島の各エリアごとに中間価格や販売件数がデータで見る事ができます。
まずは戸建て物件(英語ではSingle Family Homeと呼びます)。
オアフ島全体の2019年1月の販売戸数は、2018年1月の252件から2.4%減少し、246件、中間価格は0.6%減の$767,500となりました。1月〜3月は不動産の動きが少し鈍いと言われるハワイ不動産市場ですので、まずまずのスタートだったのではないでしょうか。
こちらがエリアごとのデータとなります。
ご参考までに、1月中に売却された戸建て物件で中間価格が昨年と比較し上昇したエリアトップ3がこちらです。
2、Moanalua 2018年 $540,000→2019年 $781,100 (45%アップ)
(Salt Lake)
3、Kalihi 2018年 $690,000→2019年 $805,000 (17%アップ)
(Palama)
ちょうど1年前との比較で、5割近くも中間価格が上がっているエリアがあるのは驚きです。どちらもワイキキやアラモアナから離れたオアフ島の西側エリアとなります。
続いてオアフ島のコンドミニアムはどうだったでしょうか。2019年1月の販売戸数は、2018年1月から12.8%減少し374件、中間価格は7.2%減の$399,000となりました。
こちらも同様に、コンドミニアムの中間価格が昨年と比較し上昇したエリアトップ3となります。
(Kahala)
2、Windward 2018年 $245,000→2019年 $355,000 (45%アップ)
3、Ewa Plain 2018年 $386,000→2019年 $530,000 (37%アップ)
トップエリアのワイアラエ(Wailae-Kahala)はコンドミニアム自体が少ないエリアですので、売りに出てから成約までの平均日数が昨年の25日間から6日間と短くなり、売り手市場になっている事が伺えます。
毎月、中間価格や販売件数はエリアごとに発表されますので今後も定期的に紹介していきます。