Vol.4 ANA「A380」生まれ変わった「プレミアムエコノミー」の魅力

更新日 2019.10.15

ANA 世界最大「A380」機体を徹底研究シリーズVol.4。
今日は、生まれ変わった「プレミアムエコノミー」の魅力について詳しくご紹介する。

 

座席数アップ、そして高まるユーザビリティ

 今回ホノルル線に導入されたA380機 「フライングホヌ」では、プレミアムエコノ ミー席の座席数が従来機の14席から約5倍の73席に増えた。さらに座席の配置も上級クラスの集まる2階席に設置。また今回の新機材は、座席数が増えただけではないのだ。  

ゆとりの空間を持つ
プレミアムエコノミーの座席。



まずは座席から。シートピッチ約97センチという座席スペースに、約90度まで回転する大型テーブルを採用。6方向に動くヘッドレストに、携帯電話や小物収納スペースも充実。自由に方向を調整できるパーソナルライトは読書家には最適な設備だ。USBポート、PC電源も完備。

USポートにPC電源も完備される​​​​​



従来11型が限界だったモニターは、15. 6型まで大型化された。実際に座ったが、ゆったりしていて快適。従来のビジネスクラスに 匹敵する居心地の良さだった。

15.6型とクラス最大になった
タッチパネル式
パーソナルモニター

座席だけでなく、機内食もアップグレード!



 これまで機内サービスはエコノミー席と同等だったが、今回のプレミアムエコノミー 席は機内食も1ランク上の豪華なものが提供される。キーワードは「Connoisseur(コノシュアー)」。「その道を極めた目利き」を表す言葉で、世界の食の匠たちとANAシェフチームがコラボして生まれたANA独自の機内食文化だそうだ。
プレミアムエコノミー専用の機内食(和食)



 その他、通常のエコノミークラスのサー ビスに加えて、ミールサービス終了後から 到着前のリフレッシュメント開始前までの時間にビジネスクラスセレクションのシャンパンやワインなどのアルコール類、 デザートを楽しむことができる。従来ビジネスクラス以上で提供していたANAの自社製パンも提供される(メニューは便により異なることがある)。  


またプレミアムエコノミーの搭乗客は、ダニ エル・K・イノウエ空港と成田、羽田空港共にANA Loungeも利用可能。ホノルルのラウンジは同空港最大の広さを誇り、ラウンジから直接、プレミアムエコノミー席のあるアッパーデッキ(2階席)に搭乗できる。

いかがだっただろうか。

次のハワイ便はANAのA380で、ぜひハワイ線に注力するANAの本気度を実感してみていただきたい。

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