実際にハワイ不動産を買おう!と思ってから、気になるのは、実際にはどのくらい時間がかかるのか?というところ。実際にハワイ不動産オーナーになった方の実体験もご紹介します。
実際に「これだ!」と思う物件に出会って、購入申し込みを入れてからは、通常30-45日ほどで売買取引は完了します。でもそこに至るまでには、ひとそれぞれのプロセスがあります。色々なタイプの購入パターンをご紹介します。
じっくり派
本田直之さん
ハワイ・日本そして世界各地を飛び回るジェットセッター、本田直之さん。日本で行われた「ハワイに住む」セミナーにもご登壇頂きました。本田さんは、ハワイにいつか住みたいと思い初めたのは20代。そこから、まずは賃貸に住みながら「売り物件のコンドは100件以上は見た」とおっしゃっています。
100件以上見てきた中で、「このコンドの、海に面したラナイのあるユニット」と狙いを定めていたので、その売り物件が出た時には、迷わなかったね。
稲本健一さん
また同じく「ハワイに住む」セミナーにご登壇いただいたZETTONINC.の稲本健一さんも、ハワイ賃貸から購入へというプロセスを踏んで、現在の海沿いのコンドミニアムを購入されたそう。「気に入ったコンドミニアムに可能ならば数カ月住んでみるのがおすすめ」とのこと。
住んでみると、このコンドミニアムに住んでる住民の雰囲気、バケーションレンタルでどのくらい人の入れ替わりがあるのかなどが分かってくる。できれば数カ月、住んでみれば、自分に合うか住んでみることをおすすめしたい。
稲本さんのご自宅拝見の記事はこちら>
バケーションレンタルでお試しステイ後、気に入って購入派
ハワイのコンドミニアムやホテルコンドミニアムは、バケーションレンタルで、短期賃貸されているものも多く、購入前に実際暮らし心地を確認してから購入できるのも、メリットの一つ。毎年ハワイを訪れるリピーターの方はエリアやグレードを変えながら、色々なコンドミニアムにステイしてみて、購入に踏み切る方も多いです。
K.Y.さん
最初は、ホテルコンドミニアムに興味を持ち、リッツカールトンなどのホテルコンドミニアム、その後はバケーションレンタルに絞って、約2年をかけ、計4回のハワイ滞在の度に色々なところにステイしてみました。一度の滞在中に、同じコンドミニアムでも高層階と低層階を予約して移動してみたり「住むならどうか?」という観点でたくさんのユニットを経験。結果的には、ワイキキ中心より、アラモアナよりのホテルコンドミニアムの静かさが気に行って、購入しました。
このように、気になる物件は、ホテルや、バケーションレンタルとして「暮らす感覚」で借りられるのがハワイ物件のいいところです。「もしこの部屋のオーナーになるとしたら?」と思ってステイすれば、キッチンの使い勝手や、洗濯機の場所などチェックポイントも、ホテルに泊まるのとは変わってくるはずです。
見ないで購入派
驚きの「見ないで買う人」というのも存在します。主に、節税目的での物件購入の目的の方です。物件そのものの利回りよりも、物件価格、建物の比率、築年数などで減価償却目的目的での節税用の購入に絞り、ハワイに来ずに、ペーパー上の判断で即断即決で購入するという方もいます。
(2020年1月Update)
2019年11月、海外不動産を利用した節税スキームに関し税制が改正されると発表されました。 詳しくはこちらの記事をどうぞ
早い人はゼロ日で、一般的には数回のハワイ滞在を経て絞り込みをすすめて購入、長い方は10年がかりでの購入、と人それぞれ。あなたはどのタイプでしょうか?
さて、次は気になる「日本人はどのくらいハワイ不動産を買っているのか」を見てみましょう!