あなたに合うハワイの不動産会社選び/畑 華子さん スターツインターナショナルハワイ代表にインタビュー

あなたに合うハワイの不動産会社選び/畑 華子さん スターツインターナショナルハワイ代表にインタビュー

更新日 2019.02.08

ハワイでコンドミニアムや不動産の購入の第一歩となるのは、実績や評判、キャリアなどの面で、パートナーとして信頼おける不動産エージェントを見つけること。今日は「ピタットハウス」でおなじみのスターツグループのハワイ現地法人、スターツインターナショナルハワイ代表の畑 華子さんにインタビュー。ハワイに根を張る日系企業であるスターツの強みや、畑さんご自身のキャリアなどを伺った。

このインタビューは、
スターツハワイがバケーションレンタルとして
管理を行っているロイヤルクヒオ3205号室にて行った。
プロフィール:畑 華子(スターツインターナショナルハワイ代表)
東京都出身。7人兄弟の3番目。青山学院文学部英米文学科卒業。 MBA取得。1990年、スターツ株式会社新卒入社。優秀賞を受賞するなど早くして営業として頭角を現し、3年後の1993年にスターツインターナショナルハワイへ転勤、ハワイ州の不動産エージェント資格取得。 その後、数年にわたり、ハワイ現地法人の立て直しを行い、20代後半で異例の若さで代表に抜擢され、その後、一貫してハワイをベースに、ロサンゼルス、グアム、ニューヨーク進出など、代表としてスターツグループの北米マーケット進出を統括し成功させた。 日本企業状況を理解した米国ビジネスアドバイスと、フットワークのよさが好評。



 

20代後半で、いきなりスターツハワイの社長に抜擢


編集部:ハワイで不動産エージェントになったきっかけと、今までのキャリアについて教えて下さい。

 

 もともとは、新卒採用として当時店頭公開企業だったスターツに入社したんです。配属されたのは地主さんなどに投資物件や節税物件をご提案する不動産営業。入社直後にバブルが破たんして、苦しい時期からのキャリアスタートでしたが、幸い結果を出すことができて、3年目にしてハワイ支社に転勤の辞令が出たのです。    
 
 当時のスターツハワイは設立3年目。まだ難しい経営状況の中、何をすべきかを考え、事業の立て直しに奔走しました。私が目指したのは、コツコツと利益を積み重ねられる「フィービジネス」への特化でした。その働きぶりが評価されて、20代後半で、スターツハワイの社長に指名されました。のちに、ビジネススクールで経営学を学びMBAを取得したのですが、私の場合、先に社長としての現場経験が先にあり、後から「こういうことだったのか」と勉強しなおしたような感じです。
 
  現在スターツグループは一部上場企業となり、社員数も入社時の10倍以上になっていますが、チャンスをくれた創業者には感謝しています。 

2019年の今であっても、上場企業が、20代の女性を海外法人のトップに任命する、というのはめったにないだろう。畑さんはそれ以来、30年近くスターツの北米マーケットを牽引する重責を担い続けている。ハワイの日本人女性経営者の先駆者的存在だ。

 

一部上場企業だから出来る、チームでのお客様サポート


編集部: 会社の特長、強みについて教えてください。
 スターツグループは、一部上場企業として、不動産の仲介や開発だけでなく、ホテル業や、旅行業などにも領域を広げてきました。これは「総合生活文化企業」という理念に基づいて、「お客様のニーズに応える」ということを続けてきた結果です。
 
  ハワイ支社も、ハワイ不動産の売買、ハワイ不動産を購入後の長期賃貸の管理、バケーションレンタル、税務申告代行、コンサルティングなどにサービスを広げてきました。これもひとえに、「お客様のニーズに応える」ことを続けてきて、たどり着いた現在の事業内容です。 10名のスタッフがチームとなって、上記の業務を行っています。
  
 ハワイ支社が出来て、今年で35年になります。私がハワイに来た頃、ハワイ支社を持っていた日本の大手不動産会社はみなさん撤退されましたが、弊社はハワイ不動産を買われたお客様のためにも、ハワイに残りました。「当たり前のことを、ずっと続ける」ことは、出来そうで難しいこと。それを地道に続けて来た結果、お客様や、さらにはそのお子さんの世代にもわたって「長いお付き合い」が出来ているのは、ありがたいことだと思います。



ところで、今回インタビューさせていただいた、スターツが管理するこのバケーションレンタルのユニットだが、一度来ると毎年リピートで使って下さる方が多いそうで、稼働率も高いそうだ。室内に飾られたこの絵について、「これはこのユニットのオーナーさんがタイで気に入って購入されて、ぜひハワイのこの部屋に飾りたい、と送って下さったものなんですよ」と、畑さん。


どのお部屋にも、オーナーさんには思い入れがあるもの。
こうして、オーナーの気持ちに寄り添い、大切に管理しているスターツさんの姿勢が伝わってくる瞬間だった。 
 

もう少し畑さんに、スターツハワイの未来や、今後のビジョンについて伺ってみよう。

「安心してアメリカに不動産投資していいんだ」ということを伝えたい

編集部:スターツインターナショナルハワイとしての今後のビジョンや方向性について教えて下さい。
 今でも、日本人の中には「海外不動産投資は怖い、だまされるのでは」といった思い込みをお持ちの方が多いと思います。ただ、私が常々思っているのは「日本人はもっとアメリカ不動産・ハワイ不動産に投資してもいい」ということ。日本円だけで資産を持つリスク、ドル資産の安定性、また世界トップクラスの不動産取引の透明性などを考えても、分散投資先としての価値は高いのです。

 一部上場企業である弊社は、日本側でハワイ不動産の相続のお手伝いもするなど、幅広いバックアップを行っています。

 また、アメリカにある会社の経営者として、アメリカでの雇用を創出していくのも使命だと思っています。



いかがだっただろうか。厳しい時期に撤退せずに、ハワイ不動産を買って下さったお客様のためにハワイに残った、というスターツハワイ。上場企業としての矜持を感じるエピソードである。
 

スターツインターナショナルハワイ 畑 華子さんに
お話を伺ってみたいという方はこちらからお問合せをどうぞ>
 

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